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知っておきたい「味」の世界史 (角川ソフィア文庫)価格: 580円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 味覚や食品の歴史について、面白く読めました。
が、「おわりに」を除いて、記述が歴史の教科書のように事実を追うだけで、因果関係や流れを追いにくいものでした。また丹念に資料を漁ったがためでしょうが、「どっちが本当?」といった仮説が並列されていたりもします。
でもいろいろな味の歴史を学んだ上で読む「おわりに」は秀逸です。 |
(決定盤)郷愁のマンドリン大全集価格: 3,000円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 古賀メロディ、ひばりメロディ、その他の懐メロ、童謡、唱歌、世界のメロディーと幅広いジャンルの曲ががマンドリン演奏で聞けるこの2枚組CDは、聞きやすく、また、各曲の原風景が失われつつある現代においては、一層、郷愁が感じられる優れた企画と思います。 |
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めざせイグ・ノーベル賞 傾向と対策 「世間を笑わせ、考えさせた」人に与えられる、それがイグ・ノーベル賞。価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 最近、ちょこちょこ話題になっているイグ・ノーベル賞の話。ignobleすなわち「下品な」という言葉をノーベル賞にひっかけた裏ノーベル賞である。本書は受験参考書をもじって「傾向と対策」という形式で過去18年間の受賞例を紹介している。役に立つとか意義があるとかはもちろん問題外だが、奇想天外な研究なら何でも候補となる。科学的にきちんとつめをした研究ばかりでなく、たんなるでたらめや妄想まで受賞しているのにはちょっとがっかりした。若者にしか聞こえない高周波不快音を発生する装置というのがあったが、これは実用価値がありそうだ。たとえば、電車の優先座席に取り付けるとか、ポルノビデオに録音するとか。
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