|
日本の吹奏楽’99 Vol.13 一般/課題曲編価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 個人的には序曲『ピータールー』に感動しました。(この演奏が銀賞というのが納得いきません!)また『K点を越えて』はラストのテンポが速過ぎる気がしますが、爽快感があって楽しいです。そのほか横浜ブラスオーケストラの『ローマの祭り』など、聴き応えタップリの贅沢な1枚です。
|
札幌の昆虫価格: 2,520円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6 北海道はいわいる「百科事典」に載っているような生態系ではなく、ゴキブリもカブトムシも本来はいない場所、季節も短いから当てはまらない場合も多いのですが、この本はたまたまベランダに飛んできた虫から調べることが出来ます。
また、こちらで多く飛んでいる白い蝶、シロスジチョウにもいろいろ種類があって
春型の羽、と夏型の羽、そして裏表までしっかり写真を乗っけて比較するなんぞマニアックだけど実際捕まえたら羽の表の観察なんか虫かごに入れないと分からない物も裏目線からも比較できるなんて親切極まりない。
青虫、毛虫・・・で済ませていた物も大き |
|
|
|
|
|
トゲウオの自然史―多様性の謎とその保全価格: 3,150円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 各研究者によるミトコンドリアDNAのオンパレードで、研究のトレンドを知ることができる。保全研究の章では、保全分野での研究が遅れていることを理由に、具体的なビジョンも提示しないまま、結びとしているのは、タイトルとかけ離れていてすごい。 |
|
ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史 (スラブ・ユーラシア叢書)価格: 3,150円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 本書は要するにペルシア語オリエンテッドで歴史を考えようという、業界的にはまあ常識的ではありながら、世間的には十全に受け入れられているとは言い難い視点から編まれた論集です。ペルシア語はイランの言葉だと簡単にくくられがち(いや、そもそもペルシャ語とイランが結びつかない人も結構多いかも)です。しかし実際はタジキスタンやアフガニスタンでも公用語として用いられており、歴史的にはもっと広い領域で使用されていた言語でした。いささかステレオタイプな言い回しを用いるならば、ペルシア語はイスラーム世界においてはなんと言っても文学(そして意外に外交でも)一定のプレゼンスを持ち広く用いられた「フランス語」のような立 |
|